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銀色のポッパー(材料はヒバ、中空でラトル入り)タコペンシル

最終更新 2004年8月

 

 

 

 

 

 

銀色のポッパーのアイ グラス・アイ

グラスアイとは   ルアーのアイ(目玉部分)をガラスで作ったものです。昔、色々なプラスチックが無かった時代の高級ルアーでは、アイは一つ一つ丹念にガラス細工で作られていました。現在、店頭に並ぶルアーのアイはペイントか、プラスチックです。

なぜグラスアイか  空気中でもガラスはプラスチックより硬く輝きがありますが、水中でこそ違いが際だちます。ガラスは屈折率1.5〜1.7であり、ウレタンなどのプラスチックより屈折率が大きいのです。ガラスは水(屈折率1.3)の中でも、しっかりと屈折するので、生き生きとした立体的な目玉として見え、魚に対してアピールするわけです。

必要な道具  トーチバーナー(日曜大工店で売っている一般的なもので充分)、 ヤスリ(できたグラスアイのくびれ部分を折るため。ペンチやニッパーで折ることもできます。)、ピンセットまたはラジオペンチ、ぬれ雑巾

ガラス

 シンプルグラスアイなら、右のような色ガラス棒が作りやすい。様々な色のガラス棒が工芸店などで買えます。ワインの瓶などを割った破片でも作れます。

 リアルグラスアイには透明なガラス管が必要です。黒目用の素材にはおもちゃ屋の黒いガラスビーズが使えます。

色々なガラス棒
シンプルグラスアイ 
シンプルアイこんなふうに 内部構造のない、透明や不透明の色ガラス1種類で作るアイです。

作り方 

1.まずガラス棒(または破片)の先をじょじょにバーナーの炎に入れます。(急に炎に入れると割れます。瓶などの破片を使う時は細長い破片を選び、ピンセットかラジオペンチでつかんで熱します。)

2.ガラスの先を充分加熱し、やわらかくなったら、先から数ミリの所をピンセットで鋏んでくびれさせます。(ガラス棒を回しながら、何回もやるのがコツです。その度にピンセットを濡れ雑巾で冷やすこと。ピンセットが熱くなると、ガラスにくっついてしまいます。)

3.回しながら加熱を続けると、ガラスの表面張力のため球体になって来ます。徐々に炎から遠ざけ、冷まします。

4.冷えたらくびれ部分にヤスリで傷を入れて、グラスアイを折りとります。ペンチかニッパーの刃の部分でハサミ切っても良いです。

 

これは黒、黄色、無色透明の3種だが、オールドルアーでは黒、白、黄色透明の3種類を使っている。 リアルグラスアイ目玉の構造をまねたアイです。透明無色のガラス管、不透明の黄色と黒、合計3種類のガラスで構造を作ります。オールドルアー(年代物のルアー)の複製をしたい人は透明黄色、不透明の白と黒、3種のガラスを使うとよいでしょう。

リアルグラスアイの中身作り方 1.黄色ガラス棒(細いもの)をバーナーで熱し、先を球状にする。(勝手に球状になります。)

2.黒のガラスビーズをバーナーで熱くして置き、1の球状の先端に付着させる。(このとき、どちらのガラスも熱くないと、くっつきません。)

3.透明のガラス管の端をバーナーで熱して十分やわらかくなったら、ピンセットかペンチで先端をくわえて潰す。(十分やわらかくして、キュッとつぶす方が上手く行きます。)

4.潰した先端の余分をペンチなどで切り取り、ピンセットかペンチの平らな部分に押しつけて少し形を整える。

5.管の先端をさらに熱して十分やわらかくしておき、管の反対側から2で作った黒目付き目玉を差し込んで、ギューと軽く力を加えます。上手く行けば、透明なガラス膜をかぶった目玉が押し出されて来ます。

6.シンプルグラスアイと同じやり方でピンセットでくびれを整えて、折りとります。

銀色のポッパー(材料はヒバ、中空でラトル入り)白のポッパータコペンシルタコペンシルのアイ

 

 

 

 

 

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