bellomini-AR

もともとは2001年10月、ヘリウム飛行船用に開発した重量42gのエンジンです。第5回スターリングテクノラリーでは車輪を取りつけ、一般ミニクラスに出場させました。ミニ四駆のコース約7m?を2秒ちょっとで周回しました。

ロンビック機構はPEベローズにうってつけの出力取りだし機構ですが、ディスプレーサのストロークがベローズと同程度となってしまう制約があります。PEベローズにとって無理のない圧縮比にするためには、bellow-miniのようにディスプレーサの口径を大きくして、工程容積をかせぐことになります。十分な温度差も必要になります。ロンビック機構に工夫を加えてディスプレーサストロークを大きくしたのが、本機のリンク機構です。

六角ドライブ hexagonal-drive

六角形のリンク機構です。

右図の青線はベローズ用、赤線はディスプレーサ用のコンロッドを表しています。
  →右図のアニメーション(animation.gif)

ストロークと位相差を自由に設計することができます。また、元々のロンビック同様、一対のバランサで縦・横の振動を完全にキャンセルできます。

部品表

クランクシャフト  

 くわしい図面(組み立て図、部品表、部品図)はこちら

ギア
ガイドローラー
フレーム
後輪部
ディスプレーサピストン
ディスプレーサ容器
リンク機構
前輪
10 ベローズキャップ
11 ベローズ
12 ベローズホルダ
13 結束バンド